2015年5月SIMロック解除が義務化になったことで格安SIMの普及率がかなり上がってきている

だろうと思っていたのですが、2015年10月に行われた携帯端末購入に関する定点調査では

格安SIMの普及率はわずか3.9%という結果でした。

 

今や大手家電量販ではどこに行っても格安SIMカードの販売が行われているので

今回知った普及率の低さにはかなり驚かされました。

 

ただ冷静に周りを見るとまだまだ大手キャリアで契約をしている人が多いですし

格安SIMが普及しないのにはいろいろなデメリットがあるからだと分かりました

 

昨日ご紹介した格安SIMカードの4大メリット とは逆に

今回は格安SIMのデメリットをまとめてみました。

 

格安SIM7つのデメリット目次

 

  1. サポートが受けにくい
  2. 端末の用意や設定を自分でしなければいけない
  3. 選べる端末が少ない
  4. 端末代金の割引がない
  5. 大手キャリア独自のサービスが受けられない
  6. 携帯専用メールアドレスが使えない
  7. 料金プランがどれを選べばいいか分からない

 

1.サポートが受けにくい

これは年配の方や機械に弱い方にとっては1番ネックになる部分ではないでしょうか。

大手キャリアであれば何か困ったことがあればショップに行って店員さんに聞けば

何とかなる。という考えになりますが格安SIMの場合そうはいきません。

SIMを販売している家電店でも端末のサポートは行っていないという店舗がほとんどです

何か困ったことがあっても電話(サポートダイヤル)で聞いて解決しなければいけない

といったことになってしまいます。

 

2.端末の用意や設定を自分でしなければいけない

大手キャリアと違い格安SIMを利用する場合、携帯端末とSIMカードを自分で用意する

必要があります。大きな店舗になると端末とSIM両方を販売していますが

初期設定は自分でしなければなりません。

開通させるまでには電話やインターネットで手続きが必要ですし

手間がかかってしまいます。

周りに格安SIMを利用している人がいなければ全て自分で情報を得なければ

いけません。

 

3.選べる端末が少なく実機を試せない

格安SIMで使える端末は店頭の取り扱いが少なく選べる機種が限られています。

大手キャリアのように店頭でいろいろな機種を試して気に入った機種を購入する

というわけにはいきません。

機種の比較やスペック、サイズなどはネット上のカタログやデータを見て比較しなければ

なりません。

 

4.端末代金の割引がない

大手キャリアでは2年契約や3年契約を行えば本体代金の割引があるのがほとんどですが

格安SIMの場合は長期契約で割引というのはほぼありません。

端末の代金は全て実費負担ということになります。

 

5.大手キャリア独自のサービスが受けられない

NTTdocomoのdマーケットやauのスマートパスといったキャリア独自の

サービスが受けられなくなります。

また、ポイントを貯めて機種変更時に機種代金を割り引いてもらったり

といった特典もなくなります。

 

6.携帯電話専用メールアドレスが使えない

最近は徐々に減ってきてはいますが、携帯電話用メールアドレス

「@docomo.ne.jp」「@ezweb.ne.jp」「@softbank.ne.jp」でないと

登録や認証ができないサービスは受けられません。

代表的なものでいえばLINEの年齢認証などです。

 

7.料金プランはどれを選べばいいか分からない

格安SIMの会社はたくさんありますし、料金プランもいろいろです。

データ通信専用 SMSオプション データ容量選択など

自分に合ったプランはどれなのか、オプションはどうすればいいのか

悩まれる方も多いと思います。

 

まとめ

格安SIMはとても良いサービスなのですが、上に挙げたようなデメリットがあります。

買い替えてから失敗したとならないように、デメリットもしっかり理解した上で

良い形で買い替えをしていただけたらと思います。