日銀の追加緩和「マイナス金利」が導入されたこともあって、銀行の金利が下がっています。
これまでの金利でも超がつくほど低金利と言われてきたのにそれが更に下がるんです。
例えば大手銀行である「りそな銀行」では5年の定期預金の金利をこれまでの0.05%から
0.025%まで引き下げる事を決めました。
普通預金じゃなく定期預金ですよ。5年間も預けるのに0.025%です。
100万円預けた場合の利息なナント1250円。
更に税金が引かれるので、税金を引いた利息は996円。
100万円を5年間預けても増えるのはたった996円です。
銀行にお金を預けていても金利がつかない。資産が増えないとなると考えるのが資産運用です。
資産運用の一つとして考える株主優待
そこで今回は株主優待をお得に利用する方法をご紹介したいと思います。
株主優待と言えばギフト商品や招待券、QUOカードなど、いろいろな種類がありますが
優待券を発行している会社が多いというのは有名です。
私も数年前から株主優待をメインに数社の株を保有しているのですが
株主優待券を賢く利用する方法がある事に気付きました。
株主優待を賢く利用する方法
- 使わない株主優待があれば売ってしまう
- 売るのであれば時期を考える
- 買う時は株主優待の相場が安い時に買う
これは株主優待券に限らないことですが、物には需要と供給のバランスがあります。
猛暑だと言われる暑い夏に暖房器具を売っても売れませんが、エアコンや扇風機などの
冷房器具(季節商品)はよく売れると思います。
株主優待券も同じで優待券の価値が最も高くなる時期に売る事で通常よりも高く売る事が出来るんです。
例を挙げると、先日書かせていただいたレオパレスの株主優待ですが
1月に到着する株主優待券の有効期限はその年の2月1日から8月31日までです。
到着してすぐに販売した場合は3000円程度になりますが
これを保管しておいて7月から8月に販売すれば4500円程度になります。
同じ株主優待券なのに時期を変えるだけで1.5倍の金額になったりするのです。
売る場合だけでなく買う場合も同様で、時期によって株主優待券の価格が変わるものは
高い時期よりも安い時期に購入するのがお得です。
株主優待券の種類によって価格の変動が無いものもありますが
時期によって価格が変動する株主優待券も多いので、株主優待券の利用を考えている方は
商品の落札相場などを調べてお得に利用してくださいね。
オークションの落札相場を調べる方法についてはこちらの記事で確認する事ができます。
よろしければ参考にしてみてください。